大友ロジスティクスサービスが6月28日に発表した2024年10月期中間決算によると、売上高126億6100万円(4.9%増)、営業損失1億9100万円(前期は9億2200万円の営業利益)、経常損失2億円(前期は9億2600万円の経常利益)、中間純利益3700万円(93.9%減)となった。
セグメント別の運送部門では、建設機械メーカーの米欧中の販売減少に伴う生産量の減少、自動車のメーカー型式指定取消による稼働停止および労働災害等による生産変動が継続している状況においても新規案件の獲得に努め、売上高は99億2770万2000円(前年同期比2.9%増)となった。営業利益は、2024年問題に対応するための賃金の引上げや退職金規程の見直しに伴う人件費の増加、ならびに倉庫新設・増設や大型車両の購入増による減価償却費の増加があり、9838万5000円(90.5%減)となった。
通期は、売上高262億3300万円、営業損失1億9400万円(-)、経常損失2億5100万円(-)、当期利益300万円(99.6%減)を見込んでいる。