西濃運輸は12月15日、福井県越前市と災害時応援協定を締結したと発表した。
<左から 越前市 山田 賢一市長、西濃運輸 小寺 康久社長>
協定は、市内で地震や風水害、雪害などによる大規模災害が発生した場合に、被災者の生活の安定を図るための救援物資の迅速な配送を目的としたもの。
協定に基づき、同社は同市への救援物資の受入れと配送等で配送計画を策定し、計画に基づいて保有する資機材や人員などを提供することで、避難者への迅速な物資供給を行う。これらを実施する際には、市内にある同社の事業所施設等を拠点として使用する。
今回の連携は、「物流を超えて、国家社会に貢献する」という西濃運輸の使命実現の一環。
協定締結について、同社の小寺 康久社長は「今回の協定は、災害に対するBCPの観点からと、災害は避けられないが、迅速復旧に役立つことで、市民の方々の安全安心につながり、我々の使命に応えるものだと考えている」とコメントしている。
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