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キャセイパシフィック/次世代大型貨物機A350Fを6機発注

2023年12月20日/IT・機器

キャセイパシフィック航空は12月20日、エアバス社の次世代大型貨物機「A350F」6機を確定発注したと発表した。

<エアバス社のA350F>
20231220casey - キャセイパシフィック/次世代大型貨物機A350Fを6機発注

キャセイカーゴが世界で最も顧客中心の航空貨物サービスブランドとなるための新たな重要な一歩を踏み出した。6機の確定発注に加え、20機を取得する権利も確保している。

2027年から受領するA350F型機は、香港と北南米および欧州を結ぶ長距離路線に就航する。これにより、香港、中国本土と、その他の地域との結びつきを強化し、世界一の航空貨物ハブとしての香港の地位向上に貢献する。

キャセイカーゴは現在、B747-8F14機、B747-400ERF6機を含む計20機のB747貨物機を保有している。また、キャセイグループの幅広い旅客ネットワークも活用し、世界約80都市に貨物サービスを提供している。

キャセイグループの新機材導入においては、2025年以降にB777-9型ワイドボディ旅客機21機、2029年までにエアバスA320neoおよびA321neoの合計49機が納入予定で、今回のA350Fの発注により、追加の新機材納入数は合計77機となった。

キャセイ・グループのロナルド・ラム最高経営責任者(CEO)は、「2024年に向けて当社の事業運営は勢いを増しており、今回の発注は将来への投資における大きな柱のひとつ。香港の国際ハブ空港でのキャセイの確固たる地位を反映したものであり、『第3滑走路』がもたらすビジネスチャンスを見据えたもの。燃費効率の高い次世代貨物機の導入により、さらに多くの貨物容量を提供するとともにグローバルネットワークを拡大し、持続可能なリーダーシップの実現に向け邁進する」とコメントしている。

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