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大和ハウス/東大阪市に2.3万m2のマルチ型物流施設を満床竣工

2023年12月26日/物流施設

大和ハウス工業は12月26日、大阪府東大阪市において、マルチテナント型物流施設「DPL東大阪」を満床竣工したと発表した。

<「DPL東大阪」外観>
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同施設は地上6階建て、敷地面積約7900m2、延床面積約2.3万m2。2社のテナント企業が入居可能。物流拠点から大阪市内のエンドユーザーへの「ラストワンマイル」において、最適な物流サービスの提供を実現できる北・中河内地域に位置している。

<位置図>
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阪神高速道路13号東大阪線「中野出入口」から約600mに立地し、近畿道にも近接しているため、大阪市内への配送に適していることはもちろん、周辺都市へのアクセス性も高く、近畿全域の輸送拠点としても機能する。

東大阪市は、大阪府の中でも大阪市や堺市に次いで人口が多く、テナント企業の従業員が確保しやすい立地環境にある。また、「DPL東大阪」は、近鉄けいはんな線「荒本駅」まで徒歩 15分(約 1.2km)に位置し、2029年には大阪モノレールの延伸に伴い、「(仮称)荒本駅」が新設予定であることから、通勤など就労環境も整っている。

関西地区では、EC関連の物流量増加を背景に、マルチテナント型物流施設への需要が堅調に推移している。そこで同社は、大型のマルチテナント型物流施設「DPL茨木北」(2022年8月竣工)や「DPL兵庫川西」(2023年10月竣工)、「神戸長田物流センター」(西棟 2023年7月竣工、東棟10月竣工)を手掛け、豊富な物流ニーズに対応してきた。これに加え、2022年11月にマルチテナント型物流施設「DPL東大阪」の開発に着手し、このほど竣工を迎えた。

■建物概要
名称:「DPL 東大阪」
所在地:大阪府東大阪市菱江 3丁目 15-60
交通:阪神高速道路13号線東大阪線「中野出入口」から約600m
敷地面積:7940.72m2(2402.06坪)
建築面積:5314.45m2(1607.62坪)
延床面積:2万3669.03m2(7159.88坪)
構造・規模:鉄骨造6階建て
建築主:大和ハウス工業
設計:淺沼組
施工:淺沼組
着工日:2022年11月15日
竣工日:2023年12月26日
入居開始日 :2024年1月5日

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