北王流通は1月9日、同社にとって首都圏最大規模となる食品物流センター「岩槻共配物流センター」(さいたま市岩槻区)の開所式を、2023年12月14日に実施したと発表した。
同センターは2023年8月に開設しており、このたび、本格稼働を迎えるにあたり開所式を実施した。式典には63名が参列し、同センターの設立経緯や現在の状況が説明された。
同センターは、2024年問題に向けての共同配送力強化に加え、関東圏の食品物流サービスの向上に向けて設立した。「岩槻IC」から車で10分とアクセスが良好で、関東1都6県の低温食品物流をさらに円滑化することが可能なほか、多方面から依頼された荷物の中継地点としても役割を果たしていく。
超低温、冷凍、冷蔵、常温の4温度帯に対応した倉庫を有しており、25台分のトラックバースと100台以上の駐車場を完備。電動式移動棚の自動ラックや、コンテナ洗浄機などの設備を採用している。
■「岩槻共配物流センター」概要
所在地:さいたま市岩槻区笹久保2059外
アクセス:東北自動車道「岩槻IC」4.5km、「浦和IC」5.6km
敷地面積:5380坪
設備:超低温庫31坪、冷凍庫956坪、冷蔵庫1507坪、常温庫548坪、バース25か所
駐車場100台以上、コンテナ洗浄機、事務所、休憩室等
システム:電動式移動棚の自動ラック他
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