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上組/愛知の倉庫に太陽光発電設置、隣接倉庫もグリーン化

2024年01月17日/物流施設

上組は1月17日、愛知県内の「飛島複合倉庫」に蓄電池を備えた太陽光発電設備を設置し、1月15日より稼働したと発表した。

同設備による発電電力の一部をグリーン電力証書化し、隣接する「名古屋港流通センター」で使用することで、電力の実質100%再生可能エネルギー化を実現する。

<飛島複合倉庫>
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<イメージ図>
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また、蓄電池(約1800kWh)の設置により、昼間に発電した電力を夜間でも使用できるほか、EV充電設備を併設し、非常時には地域の電力供給基地としての利用も可能となる。

同社はこのスキームをモデルケースとして、2030年のCO2削減目標の達成に向け各種の施策を実施し、顧客のサプライチェーンにおけるカーボンニュートラルの実現に貢献する考えだ。

■設置設備の概要
設置倉庫:飛島複合倉庫
所在地:愛知県海部郡飛島村東浜1-5-4
竣工日:2024年 1月15日
発電量:約1350kW(一部をグリーン電力証書化)
蓄電容量:約1800kWh
太陽光発電電力使用先:飛島複合倉庫
グリーン電力証書使用先:名古屋港流通センター(使用電力の実質100%再エネ化)
削減予定CO2量:376t-CO2/年

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