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DHLサプライチェーン/EC向け出荷に自動梱包ラインを導入

2024年01月18日/3PL・物流企業

DHLサプライチェーンは1月18日、国内で店舗販売・EC事業を広く展開するベイクルーズの物流を担う千葉県の「柏沼南ロジスティクスセンター」において、EC向け出荷プロセスに自動梱包ラインを導入したと発表した。

<柏沼南ロジスティクスセンターに導入した自動梱包ライン>
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ベイクルーズのECビジネス強化という計画を支援するために導入したもので、「現場作業の中でも最も工数がかかり、導入効果が大きい工程である出荷梱包プロセスに自動化機器の導入をすることが、出荷キャパシティの向上と省力化の実現に最も適しているという結論に至った」(DHLサプライチェーン 阿部 豊コンシューマー&リーテール事業本部長)という。

自動梱包ラインは、複数の設備とマニュアル作業の組み合わせで構成されており、それぞれが設計通りの能力を発揮することで、梱包のキャパシティを達成できる。

また、単にマニュアル作業を自動化するだけでなく、顧客の協力によりプロセスもシンプルにした。自動梱包だけではなくマニュアル梱包のプロセスを残したり、ソリューションをモジュール化することで、安定性と柔軟性を兼ね備えたオペレーションを常に供給することが可能となった。

<自動梱包ライン概要(動画)>

ベイクルーズの高野英司 執行役員は「人と機械が共存し、パフォーマンスを最大限発揮できる物流を共に築いていけたら良いと思っている。世の中が省人化を必然的に求められていく中で、国内アパレル物流の省人化ロールモデルとなり、業界に少しでも貢献できれば素晴らしい」とコメントしている

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