UDトラックスは1月23日、国土交通省に前照灯と内圧容器及びその附属装置の不具合でリコールを届け出た。
対象車は計1車種の2812台にのぼる。
不具合の部位は1.前照灯(すれ違い用前照灯の初期傾斜指定値表示シール)と2.内圧容器及びその附属装置(空気圧力計目盛のSI単位換算表示シール)。
1.前照灯については、すれ違い用前照灯の初期傾斜指定値表示において、車両に貼付する表示の確認が不十分なため、誤った表示になっている。そのため、道路運送車両の保安基準第32条にかかるすれ違い用前照灯の初期傾斜指定値表示の規定に適合しない。
2.内圧容器及びその附属装置については、液晶ディスプレイに表示される空気圧力計の単位表示において、国内における作業指示が不適切なため、SI単位に換算する表示の貼付がされていない。そのため、道路運送車両の保安基準第47条の2にかかる内圧容器圧力表示の規定に適合しない。
1.前照灯については、全車両、フロントパネル内右側パワーケーブル接続カバーに1.0%の適正シールを貼付する。
2.全車両、インストルメントクラスタ右下部にkPa×100の換算表示シールを貼付する。
不具合件数は1.が1件、2.が1件、事故は1.2.とも無い。
■詳細はトラックニュース参照
UDトラックス/ボルボFH 2812台をリコール