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日本GLP/「ALFALINK 相模原 3」で省エネルギーセンター会長賞

2024年02月01日/物流施設

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日本GLPは2月1日、テナント企業と合同で、テナント企業の専用施設である「GLP ALFALINK 相模原 3」を対象として、省エネルギーセンターが主催する2023年度省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したと発表した。

なお、日本GLPが省エネ大賞を受賞するのは今回が初めて。

<「GLP ALFALINK 相模原 3」施設外観>
20230201glp - 日本GLP/「ALFALINK 相模原 3」で省エネルギーセンター会長賞

受賞にあたっては「GLP ALFALINK 相模原 3」における建物建材の断熱性能やユーティリティー設備機器の選定など建物の省エネ性能を、テナント企業と日本GLPが協働で改善した点が評価された。日本GLPは、この物件の開発段階からテナント企業と綿密にコミュニケーションを取り、テナントニーズに柔軟に対応した設計提案を行っており、先進的で環境に配慮した省エネ設備の導入を実現している。

こうした取り組みの結果、この物件では、LEED GOLD 認証および BELS 5 star 認証を取得した。加えて、屋根全面の太陽光発電設備により発電量全てを自家消費に利用できるようになったことで、ZEB認証の取得も達成している。

また、この物件では、施設稼働後も、テナント企業が導入したビル管理システムにより、エネルギー使用量のモニタリングや空気調和設備の自動制御、温度管理の実施、照明設備のLED化や消灯管理などが行われているほか、テナント企業による省エネに配慮した動力レス搬送設備の採用や、既存の搬送設備の省エネ改造といった取り組みも行われており、これらは継続的な省エネ活動として評価された。

GLPグループは、環境保護に最大限の配慮を払い、顧客、地域社会、従業員の健康と安全を提供していくという社会的責任を果たすことを目指している。日本GLPは、GLPグループが掲げるサステナビリティ原則に沿って、カーボン・ニュートラルの実現や地域社会への貢献、BCP対策等、「持続可能な資産の開発・運営」のための取り組みをテナント企業と協働で推進している。

日本 GLPの帖佐 義之社長は、「このたび、テナント企業と合同で省エネ大賞を受賞できたことを大変光栄に思う。受賞にあたって、日本GLPの柔軟な提案力と顧客ニーズに寄り添い続ける対応力が評価へと繋がったのだと自負している。日本GLPは、より豊かで持続可能な社会の実現への一助となるべく、様々なESGの取り組みを強化してきた。今後も、環境に配慮した先進的な施設開発・運営を行い、入居企業様の持続可能なビジネス拡大をサポートしていく」と述べている。

省エネ大賞は国内の企業・自治体・教育機関等に対して優れた省エネ推進の事例や、省エネ性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰する制度であり、2023年度の表彰式は、2024年1月31日に行われた。

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