ラピュタロボティクスは2月1日、同社が開発した自動フォークリフト「ラピュタAFL」が、SBSロジコムの「野田瀬戸物流センター(仮称)」(千葉県野田市)で採用されたと発表した。
SBSロジコムでは、物流現場の人材不足解消に向けて、サステナブルな経営実現のためにも倉庫・物流での自動化が不可避と思案。ラピュタAFLについて定点間での長距離搬送から運用を開始し、格納機能の追加やさらなる自動フォークリフトの活用も視野に入れ、同社の新物流センターである野田瀬戸物流センター(仮称)への導入を決定した。
SBSロジコムはラピュタAFLについて、ラピュタロボティクス独自開発のロボティクスプラットフォーム、またそれを用いたロボット群制御AIのソフトやLiDARセンサーの技術、国産のハードウェアを用いた精度の高い製品とサービスを提供可能な点を評価。
ラピュタAFLは、1.1 x 1.4パレットのほか数種類のパレットに対応が可能で、物流現場の人手不足やフォークマン不足の難しさをDXで解消し、事業継続計画の強化を図る。
今後もラピュタロボティクスとSBSロジコムは、ラピュタAFLを活用した物流課題の解決に取り組んでいくとしている。
ラピュタ/自動フォークリフトがSBSロジコムの新物流センターで稼働