ニッコンホールディングスが2月2日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高1665億5100万円（前年同期比4.9％増）、営業利益159億9700万円（10.5％増）、経常利益180億4900万円（9.0％増）、親会社に帰属する四半期純利益122億8800万円（7.9％増）となった。
運送事業では、貨物取扱量が回復し、売上高が753億6500万円（3.6％増）となった。営業利益は、増収効果や輸送効率向上等で42億2600万円（12.6％増）となった。
倉庫事業では、国内外で継続的に行ってきた倉庫の新増設の効果などによって保管貨物量が増加し、売上高が291億9700万円（2.9％増）となった。営業利益は、人件費や減価償却費の増加などにより前年同期並みの63億8100万円となった。
梱包事業では、業務量が回復し、売上高が402億7400万円（9.8％増）となった。営業利益は、作業効率の向上などにより23億6200万円（10.0％増）となった。
テスト事業では、主に業務量の回復により売上高は168億2500万円（8.6％増）となった。営業利益は、増収効果と業務の効率化によって24億9000万円（72.2％増）となった。
通期は、売上高2300億円（8.5％増）、営業利益220億円（12.4％増）、経常利益235億円（6.2％増）、親会社に帰属する当期純利益160億円（0.5％増）を見込んでいる。
