AZ-COM丸和ホールディングスが2月5日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高1501億2800万円(前年同期比12.6%増)、営業利益115億7300万円(33.7%増)、経常利益120億6600万円(32.9%増)、親会社に帰属する当期利益74億3600万円(18.5%増)となった。
セグメント別では、ラストワンマイル事業は、新規配送エリア獲得及び稼働台数の拡大が業績に寄与した結果、売上高は286億5600万円(6.5%増)となった。EC常温輸配送事業においては、成長するEC需要に対応する全国向け幹線輸送の増加が業績に寄与した結果、売上高は460億9500万円(7.4%増)となった。
3PL事業のEC常温3PL事業においては、大型物流センターの通期稼働及び新規物流センターの開設に加え、M・Kロジの連結子会社化が寄与した結果、売上高は405億9200万円(29.6%増)となった。
低温食品3PL事業においては、前期開設した物流センターをはじめ、既存物流センターにおける業務拡大や新たなスーパーマーケットの業務獲得が寄与した結果、売上高は165億9300万円(11.1%増)となった。
医薬・医療3PL事業においては、主要取引先であるドラッグストアをはじめとする既存取引先にて、医薬品や化粧品等の主力商品を中心に出荷物量の増加が業績に寄与した結果、売上高は162億7700万円(5.5%増)となった。
通期は、売上高2000億円(12.5%増)、営業利益145億円(27.6%増)、経常利益150億円(25.5%増)、親会社に帰属する当期利益93億8000万円(20.6%増)を見込んでいる。