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日本石油輸送/4~12月の売上高1.0%減、営業利益23.7%減

2024年02月06日/決算

日本石油輸送が2月6日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高253億8400万円(前年同期比1.0%減)、営業利益6億1000万円(23.7%減)、経常利益8億500万円(19.2%減)、親会社に帰属する四半期純利益5億6100万円(18.0%増)となった。

セグメント別では、石油輸送事業は、主要顧客の運賃見直しや鉄道タンク車使用料の改定に加え、自動車輸送における需要増等により、売上高は116億8400万円(3.6%増)となった。また、利益面においては人件費等は増加したが、売上高の増加等により、営業利益は2億8700万円(206.6%増)となった。

高圧ガス輸送事業は、LNG輸送において鉄道輸送の終了等があったが、他高圧ガス輸送における他社事業の譲受等による増収もあり、売上高は63億4700万円(0.5%増)となった。一方、利益面においては人件費や修繕費等の経費の増加により、1億6600万円の営業損失(前年同期は6800万円の営業損失)となった。

化成品・コンテナ輸送事業の内、化成品輸送においては、海外経済の減速等の影響により国内外の輸送需要が低迷したため、売上高は減少した。コンテナ輸送においては、北海道地区における野菜類の生育不良があったが、昨年度発生した自然災害による影響の反動等により、前年並みの売上高となった。売上高は68億9700万円(9.9%減)、営業利益は2億2400万円(59.1%減)となった。

通期は、売上高355億円(0.8%増)、営業利益15億5000万円(1.8%減)、経常利益17億5000万円(2.5%減)、親会社に帰属する当期純利益11億円(10.4%減)を見込んでいる。

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