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乾汽船/4~12月の売上高38.8%減、営業利益90.8%減

2024年02月13日/決算

乾汽船が2月13日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高220億8000万円(前年同期比38.8%減)、営業利益11億6500万円(90.8%減)、経常利益12億4300万円(90.4%減)、親会社に帰属する四半期純利益7億6500万円(92.0%減)となった。

外航海運事業では、米欧を中心とした世界的な金融引き締めを受けた景気減速に伴う荷動きの鈍化と、中国不動産市場の低迷長期化による中国経済減速に伴う需要減の影響により、ハンディ船市況が低調に推移し、売上高が158億1000万円(46.9%減)となった。営業損益は前年同期比120億4000万円減少し、1億5500万円の損失となった。

倉庫・運送事業では、グループの倉庫・運送事業で連結子会社の引越業や倉庫事業での文書保管の取扱高の増加があった一方、一部案件の撤退により倉庫運送料売上が減収となり、売上高は28億4500万円(2.0%減)、営業利益は前年同期比1億4000万円増益の1億3500万円となった。

不動産事業の売上高は34億2400万円(1.0%増)、営業利益は18億9100万円(6.8%増)だった。

なお、通期業績については前回予想から変更し、売上高302億8100万円(31.6%減)、営業利益20億2800万円(84.5%減)、経常利益20億7900万円(84.5%減)、親会社に帰属する当期純利益14億9800万円(84.8%減)としている。

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