日本ポリプロは2月20日、ポリプロピレンについて、価格改定を実施すると発表した。
地政学リスクの更なる高まりと円安の一層の進行もあり、ナフサは上昇基調にある。
また、2024年4月からのトラックドライバー時間外労働上限規制の影響により、既に物流費の上昇は始まっている。
加えて、労務費やプラント修繕費、副資材コスト等も増加し続けている。
厳しい経済環境の下、徹底したコスト削減に努めているが、こうしたコスト上昇を自助努力のみで吸収することは困難であり、価格改定との判断に至ったもの。
■概要
対象品目:ポリプロピレン全製品
改定時期:2024年3月1日納入分より
改定幅:+10円/kg以上