昭和産業は2月29日、家庭用オリーブオイル製品と業務用オリーブオイル製品の価格を5月1日納品分より価格改定すると発表した。
主要産地であるスペインを中心とした地中海沿岸地域が干ばつに見舞われたことによって、オリーブは2年連続で歴史的な不作となり、世界的な需給がひっ迫状況にある。これによりオリーブオイルの生産地価格が史上最高値の水準となっていることに加え、紅海・スエズ運河の航路停止に伴い海上運賃の上昇も進んでおり、コスト高に追い打ちをかける状況となっている。
コスト上昇分を企業努力で吸収することが極めて困難であり、品質維持と安定供給のため価格改定を実施するもの。
■概要
実施時期:5月1日納品分より
対象商品及び改定価格:家庭用・業務用 オリーブオイル 950円/kg以上
昭和産業/物流業務負担軽減、食品ロス削減で賞味期限を年月表示に