昭和産業は5月11日、辻製油との間で製油事業に関する資本業務提携を行うと発表した。
両社は製油・糖質事業での連携を中心として、双方にとって競争力強化が見込まれる分野に関し、協同し取り組むことを目的として、両社は、昨年8月に業務提携に合意。今回、協業関係を一層発展、強化し、長期的かつ深いパートナーシップを構築することで、国内での事業の展開を加速させるため、資本業務提携を行うもの。
業務提携の骨子は製油・糖質事業連携による事業拡大と製品の安定供給体制の確立。また、原料、資材の効率的調達、物流拠点・ネットワークの共同活用、製品・サービスの付加価値・顧客満足度の向上、その他、双方にメリットのある経営資源の有効活用を挙げている。
このうち、原料、資材の効率的調達では、搾油原料、容器包装資材、工場副資材の共同調達により、コスト低減を図る。物流拠点・ネットワークの共同活用では、物流業務の効率化、コスト低減、製品供給の安定化を図る。
