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日本GLP/東名・新東名IC至近、神奈川県厚木市で物流施設開発

2024年03月08日/物流施設

日本GLPは3月8日、神奈川県厚木市にマルチテナント型物流施設「GLP東名厚木」を開発すると発表した。

<「GLP東名厚木」完成イメージ>
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<周辺図>
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「GLP東名厚木」の延床面積は約8万5000m2で、2024年11月の着工、2026年3月末の竣工を予定している。

建設地は、東名高速道路「厚木IC」から900m、新東名高速道路「厚木南IC」から500mと、高速道路へのアクセスが良好。圏央道からも至近の立地で、首都圏全域への配送をカバーできる。また、小田急小田原線「愛甲石田駅」から1.9km、神奈川中央交通「愛坪」バス停が徒歩5分の場所にあり、公共交通の利便性が高く雇用の確保にも有利な環境に立地している。

建物は地上4階建てで、各階に繋がるランプウェイを備え、最大12テナントが入居可能な仕様。周辺に飲料などの工場が集積している地域特長から、倉庫の床荷重を最大2.0t/m2とするほか、高床バースに加え低床バースの区画を検討しており、重量物にも対応可能な汎用性の高い施設を目指す。また、従業員が不在となる営業時間外でも荷物の積み下ろしが可能な「置き配バース」の設置など、物流業界の「2024年問題」への対策も検討している。

共用部には休憩室と無人売店を設置し、テナント従業員の快適な就労環境を整備。休憩室内には一部会議スペースを設置し、入居企業同士の交流を促す機会を設けるなど、施設を拠点とした新たなビジネス共創を支援する。

加えて、日本GLPが旗艦施設「ALFALINK」で培ってきた地域貢献・地域共生活動のノウハウを生かし、入居企業同士のビジネス共創や地域共生など独自の施設運営によって、入居企業のESG/CSR推進をサポートするとともに、地域の暮らしを支える物流拠点として寄与することを目指す。

施設でのサステナビリティへの取り組みとしては、浸水対策として地盤レベルを周辺道路より高くするほか、受変電設備等の重要機器を屋上に設置し、災害に備える。また、太陽光パネルの設置を予定しているほかLED照明を設置し、入居企業のサステナブルな取り組みをサポートすることで、CASBEE認証やZEB Ready認証の取得を予定している。

■「GLP東名厚木」概要
所在地:神奈川県厚木市酒井土地区画整理事業地内
敷地面積:約3万7000m2
延床面積:約8万5000m2
構造:地上4階建て、耐震S造
着工:2024年11月(予定)
竣工:2026年3月末(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)、ZEB Ready認証(予定)

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