フクシマガリレイは3月22日、滋賀県湖南市と土地の譲受に関して正式に契約を結ぶことになり、取得した土地では、冷凍冷蔵ショーケースの新工場建設を予定していると発表した。
同社を取り巻く流通業界では、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア業界等において改装需要が堅調に推移しており、今後も高水準の需要が継続するものと予想。
1995年に設立した滋賀県甲賀市の滋賀(水口)工場では、約30年間冷凍冷蔵ショーケースを中心に生産している。滋賀(水口)工場の近く、湖南市に新工場を設立することで、2工場連携して次世代の高付加価値製品の開発や生産性向上をはかり、冷凍冷蔵ショーケースの更なるシェア伸長に対応できる生産体制を構築していくとしている。
新工場建設により、約30%生産能力増強、新工場建設後の生産台数 年間 6万台 (現工場と合わせて)を予定。また、自働化による生産性向上、品質向上、冷凍冷蔵ショーケース事業の新たな研究開発拠点としての役割を挙げている。
■新工場概要
名称(仮称):滋賀(湖南)工場
所在地:滋賀県湖南市
敷地面積:約4万3000m2
投資額(見込み):約100億円
生産品目:冷凍冷蔵ショーケース
着工予定時期:2024年10月
竣工予定時期:2026年3月