LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





日本GLP/兵庫県尼崎市で11万m2の関西最大級の物流施設を着工

2024年03月21日/物流施設

日本 GLPは3月21日、兵庫県尼崎市で延床面積約11万2500m2の先進的物流施設「GLP ALFALINK 尼崎北棟」を着工したと発表した。

<「GLP ALFALINK 尼崎北棟」外観完成イメージ>
20240321glp1 - 日本GLP/兵庫県尼崎市で11万m2の関西最大級の物流施設を着工

<「GLP ALFALINK 尼崎」全体完成イメージ>
20240321glp2 - 日本GLP/兵庫県尼崎市で11万m2の関西最大級の物流施設を着工

「GLP ALFALINK 尼崎北棟」は、総延床面積約35万m2の大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 尼崎」の第2棟目であり、日本GLPのリピートカスタマーである大手企業の専用施設として、2025年10月の竣工を予定している。

「GLP ALFALINK 尼崎北棟」は、同敷地内に建設予定の「GLP ALFALINK 尼崎南棟」と合わせて関西最大級の先進的物流施設となる。「GLP ALFALINK 尼崎北棟」への入居を決定した企業には、これまでにも日本GLPの施設を利用しており、「ALFALINK」が目指す価値創造、地域社会との共生に向けた取り組み、そして高度なサステナビリティへの対応などを評価された。

さらに、関西圏の人口集積地である阪神間エリアに位置することにより、1時間で配送可能な人口が約1200万人以上に達する立地の利便性や、ワンフロアで8000坪を確保できる広大なスペースが効率的なオペレーションを可能にする点なども、高く評価されている。

「GLP ALFALINK 尼崎北棟」は、地上4階建てのボックス型物流施設。1階には、入出荷作業がスムーズに行えるよう両面バースを備えており、天井高を標準よりも高くすることで、自動化や省人化をはじめ最新のテクノロジーを活用した庫内作業にも対応できる仕様となっており、効率的な運用を実現する。また、快適な労働環境を提供するため全館に空調設備を設置し、庫内環境を整えている。さらに、従業員向けのカフェテリアやコミュニケーションスペースを設置することで、交流が生まれるエリアを設け、快適性のみならず充実した就労環境を実現している。

<共用エリアの完成イメージ>
20240321glp3 - 日本GLP/兵庫県尼崎市で11万m2の関西最大級の物流施設を着工

「GLP ALFALINK 尼崎」の敷地の北西部には、地域、環境、人、モノが循環するための重要な機能として、共用エリアを計画。地域の人々も利用可能なレストラン、コンビニエンスストア、多目的スペース、子育て支援施設などの機能が入った共用棟や、フットサル等を楽しむことができるマルチコートを整備する予定だ。これらの施設により、地域共生をめざした快適な就労環境を追求する。

また、近隣緑地への連続性を保つため、敷地全周をめぐる遊歩道や共用棟エリアに開放感あふれる広々とした広場を設け、広場は災害発生時には避難場所としても機能する。

さらに広場から共用棟、そして施設の外壁通路を通って隣接するサイクリングロードへと繋がる動線を確保。これにより歩行者と車両の分離を図ることで安全性を確保するとともに、施設で働く人々だけでなく地域全体の豊かな生活をサポートする。

施設は大阪駅まで直線距離で9kmに位置し、国道43号の利用により大阪都心部へは約30分、阪神高速5号湾岸線および3号神戸線「尼崎西 IC」まで約300mと関西全域への広域配送の物流拠点として優れた立地。阪神電鉄本線「尼崎センタープール前駅」から徒歩7分(約500m)に位置し、路線バスの停留所も近いことに加え、住宅エリアからも至近であることから、雇用確保の面においても恵まれている。

サステナビリティへの取り組みでは、GLP グループが掲げるサステナビリティ原則に沿って、カーボンニュートラルの実現や地域社会への貢献、BCP 対策等、「持続可能な資産の開発・運営」のための取り組みを推進している。

■施設概要
施設名:「GLP ALFALINK 尼崎北棟」
所在地:兵庫県尼崎市道意町 7-6 他
敷地面積:約5万5000m2
延床面積:約11万2500m2
構造:地上4階建て、免震 PCa 造
着工:2024年3月
竣工:2025年10月末(予定)
認証取 得:CASBEE 認証、ZEB 認証取得(予定)

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース