三井不動産ロジスティクス運営部は、このほど同社が運営・管理を行っている物流施設の共用部グリーン電力化を完了したと発表した。
これは、三井不動産ロジスティクスパーク・インダストリアルパーク(MFLP・MFIP)において、2023年10月に、MFが管理・運営を行なう全29物件の共用部について、100%グリーン電力化が完了し、2022年に掲げた目標を達成したもの。
グリーン電力化の方法としては、「1.オンサイト太陽光発電電力の自家使用(オンサイト太陽光=当該施設の屋根に搭載)」、「2.非化石証書の購入(電力会社等から)」。なお、29物件中、16物件は三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が保有し、三井不動産が運営管理を受託している。
共用部の100%グリーン電力化の達成時期は2023年10月。非化石証書によるグリーン電力は、共用部だけでなく、希望する専有部テナントにも供給している。
なお、三井不動産グループでは2021年11月に脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画を策定・公表しており、2030年度のGHG削減率目標を40%(2019 年度比)、2050 年度のネットゼロ達成に向けて取り組んでいる。
■同社貸主物件のうち太陽光設備を導入している施設:MFLP船橋Ⅲ、MFLP海老名Ⅰ、東京レールゲートEAST、MFLP横浜港北、MFLP弥富木曽岬、MFLP座間(竣工1年未満)、MFLP市川塩浜Ⅱ、MFLP・OGUD大阪酉島(2024年2月竣工)
■同社貸主物件のうち非化石証書を購入している施設:MFLP立川立飛、MFLP船橋Ⅰ、MFLP船橋Ⅱ、船橋&GATE、MFIP羽田
■リート物件のうち太陽光設備を導入している施設:MFLP大阪交野、MFLP平塚Ⅲ、MFLP新木場Ⅱ、MFLP八千代勝田台
■リート物件のうち非化石証書を購入している施設:MFLP横浜大黒、MFLP久喜、MFLP八潮、MFLP厚木Ⅱ、MFLP日野、MFLP川口Ⅰ、MFLP平塚Ⅱ、MFLP小牧、MFLP堺、MFLP茨木、MFLP稲沢、MFLP広島Ⅰ
三井不動産、日鉄興和不動産/25.6万m2の物流施設にかける思い