日本郵船は3月27日、国連グローバル・コンパクト（UNGC）の年次フォーラムに合わせて3月18日に開催されたGlobal Compact High Level Meetingに、海運会社として唯一参加したと発表した。
＜左から7人目が日本郵船の筒井裕子執行役員＞
同社はUNGCが策定した「Sustainable Ocean Principles（持続可能な海洋原則）」に賛同しており、UNGCの定める４分野（人権、労働、環境、腐敗防止）10原則の実践およびSDGsの経営への浸透を推進する会員企業の中でも、野心的な活動・取り組みを進め民間セクターの役割を牽引する企業であることが評価され、同イベントへの招待を受けたもの。
このイベントでは、サンダ・オジャンボ国連事務次長補・UNGC事務局長兼CEOと日本の会員企業12社が、主に気候変動対策やジェンダー平等に関する各企業の取り組みを共有し、積極的な意見交換を行った。同社からは、海運業界を取り巻くGHG排出量の現状や、同社の脱炭素目標とネットゼロ達成シナリオを共有した。
今後も同社は、UNGC会員企業としてSDGsゴール達成に向けた取り組みを前進させていくとしている。
