鈴与は2月21日、CDP2024気候変動質問書におけるランク評価「Bスコア」企業に選出されたと発表した。
CDP2024気候変動質問書は、環境非営利組織であるCDP(Carbon Disclosure Project)が実施するもので、世界中の企業や自治体の気候変動など、環境問題対策に関する取り組みを調査し、評価したもの。
「B」スコアは、CDPの評価基準において「マネジメントレベル」に位置づけられ、気候変動に関連するリスクと機会を認識し、具体的な行動を取っていることを示しており、8段階(A、A-、B、B-、C、C-、D、D-)となるスコアにおいて、上から3番目に位置するものだ。
鈴与は、企業の社会的責任から気候変動対策に本格的に取り組むべく、昨年より、サステナビリティ委員会の設置や、本社屋のカーボンニュートラル化をはじめとする再生可能エネルギーの普及と脱炭素に向けた取り組みを推進していた。
今回のスコアは、同社の環境への取り組みが一定の評価を得たものと認識しているという。
同社は今後も経営の拠り所である「共生(ともいき)」の理念の下、気候変動への対策に積極的に取り組み、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。
日本郵船/ TNFDレポート2024発表 自然環境への影響と課題を評価