東京建物は4月9日、戸田建設、西日本鉄道と、熊本市東区でマルチテナント型物流施設を開発するにあたり、共同事業に関する基本合意書を締結したと発表した。
＜外観イメージ＞
開発用地の敷地面積は3万2770m2（9912坪）、建物規模は地上4階建て延床面積7万2614m2（2万1965坪）で、2025年10月の着工、2027年3月の竣工を予定している。
＜位置図＞
計画地は国道443号線に面しており、熊本市街地から10km、九州縦貫自動車道「益城熊本空港IC」から5.5km、「熊本IC」から8kmの距離に位置。県内の半導体関連工場の集積地である菊陽町、大津町、合志市に近接しているほか、周辺にも多くの物流施設が集積するなど、物流施設の開発エリアとして高いポテンシャルを有している。
熊本県では、半導体受託生産最大手であるTSMCの進出に伴い、今後もさらなる企業進出や半導体関連の部材・製造品などの貨物量増加が見込まれている。また、熊本市は「半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備方針」を策定しており、積極的に半導体産業等の誘致活動を展開している。
このような背景のもと、3社は同施設の共同開発を通じて、地域発展への寄与を目指すこととした。
■施設概要
建設地：熊本市東区戸島町1130他
交通：九州縦貫自動車道「益城熊本空港IC」5.5km、「熊本IC」8km
敷地面積：3万2770m2（9912坪）
延床面積：7万2614m2（2万1965坪）
構造・階数：未定・地上4階建て
着工予定：2025年10月
竣工予定：2027年3月
