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マルイチ産商/グループ内組織再編、2025年度を目途に変更

2024年05月10日/SCM・経営

マルイチ産商は5月10日、連結子会社である丸水長野県水を吸収合併することでグループ内の組織再編を行うことを決議しているが、同日開催の取締役会で、合併の効力発生日を2024年度目途から2025年度目途へ延期することを決議したと発表した。

変更の理由は、マルイチ産商と丸水長野県水との合併によるグループ内の組織再編について、統合委員会での検討と統合作業を進めており、子会社間の合併として2024年4月1日付で業務用卸売会社のナガレイがマルゼンフーズを、物流関連会社のマルイチ・ロジスティクス・サービスが丸水運送センターをそれぞれ吸収合併した。

これにより同社グループの総合力を高め、業務用マーケットへの営業体制強化による販売シェア拡大や、物流面では統合効果を発揮しつつ、顧客ニーズへの対応に向け必要な投資を実行しながら機能強化を図っていくとしていた。

当初、丸水長野県水との合併の効力発生日は、2024年度を目途としていたが、現在、マルイチ産商が進めている新基幹システムの稼働について、運用開始に向けた準備に時間を要しており、結果、丸水長野県水とのシステム統合作業に十分な時間を確保することが困難になることが判明したことから延期となったもの。

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