NXホールディングスは5月10日、グループ会社のNXグローバルエンジニアリングがシンガポールでの農場ツアーとマイクログリーン栽培のワークショップに参加したことを発表した。
<農場ツアーの参加者たち>
ツアーは、シンガポールで農園を運営する Edible Garden Cityが主催したもの。シンガポールは食料の90％以上を輸入に頼り、食料自給率の低さが社会問題となっており、2030年までに30％まで引き上げる目標を掲げている。この取り組みで細胞培養肉などのフードテックやテクノロジーを活用した農業が成長産業として注目され、産業育成が本格化している。
<シンガポールでの農場見学の様子>
NXグローバルは2016年に設立された、各種プラント工場の重量品輸送やメンテナンス事業を手掛ける会社。今回の参加メンバーからは、シンガポールにおける食料生産の重要性に対する意識向上とともに 「 持続可能な社会の実現に向けて、自分の役割を考える機会になった 」などの声が上がった。
