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兵機海運 決算/3月期の売上高20.3%減、営業利益7.2%減

2024年05月13日/決算

兵機海運が5月13日に発表した2024年3月期決算によると、売上高146億3600万円(前年同期比20.3%減)、営業利益5億1900万円(7.2%減)、経常利益6億7800万円(10.9%増)、当期純利益5億1200万円(16.8%増)となった。

海運事業セグメントのうち、内航事業では一部荷主との海上運賃改定交渉の推進や、効率配船による不稼働率の減少により、売上高は69億3000万円、営業利益は3億800万円となった。

外航事業では、中長期的に再開不能と判断した極東ロシア向け航路向けの社船を売却し、船舶維持管理コストの改善を図り、売上高は12億9300万円、営業利益は1億100万円となった。

港運・倉庫事業セグメントのうち、港運事業では、取引形態の見直しにより売上高は48億1900万円に減少したものの、原価も同額減少したため利益面には影響がなく、営業利益は1億100万円となった。

倉庫事業では、輸出入コンテナ貨物の取扱量や付帯作業が伸び悩んだほか、減価償却費や倉庫作業員の増員による労務費の増加等で、売上高は15億9200万円、営業利益は800万円となった。

2025年3月期は、売上高140億円(4.3%減)、営業利益5億6000万円(7.7%増)、経常利益6億円(11.6%減)、当期純利益4億2000万円(18.0%減)を見込んでいる。

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