カンダホールディングスが5月15日に発表した2024年3月期決算によると、売上高511億2300万円（前年同期比1.0％減）、営業利益34億3200万円（25.7％増）、経常利益35億3100万円（26.0％増）、親会社に帰属する当期利益22億7300万円（28.1％増）となった。
セグメント別では、貨物自動車運送事業は、コロナ禍明け後の経済活動の正常化が進む中で、貨物輸送量は低調に推移しているが、これまで獲得してきた新規営業や既存の取引が拡大をみせたこともあり、貨物自動車運送事業収入は386億2200万円（4.6％増）となり、営業利益は各種コスト増を踏まえた適正運賃の確保が進んだことから26億9900万円（45.6％増）となった。
国際物流事業は、これまでの特需的な需給逼迫による要因は解消が継続しており、全体的な荷動きの停滞もあることから、国際物流事業収入は106億2900万円（17.7％減）となり、営業利益は11億1300万円（前年同期比5.9％減）となった。
次期は、売上高520億円（1.7％増）、営業利益34億7000万円（1.1％増）、経常利益35億5000万円（0.5％増）、親会社に帰属する当期利益22億8000万円（0.3％増）を見込んでいる。
