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ハマキョウ 決算/3月期の売上高6.6%増、営業利益8.8%増

2024年05月20日/決算

ハマキョウレックスが5月20日に発表した2024年3月期決算によると、売上高1405億7200万円(前年同期比6.6%増)、営業利益125億6900万円(8.8%増)、経常利益131億3600万円(6.7%増)、親会社に帰属する当期純利益83億500万円(12.2%増)となった。

物流センター事業の売上高は899億200万円(8.5%増)、営業利益は106億4100万円(6.3%増)だった。

同期は、物流センター運営の充実に加え、2023年3月期と2024年3月期に受託した新規センターが順次業績に寄与、また京阪久宝HDとサカイグループを子会社化しており、これらが増収増益に寄与した。

物流の新規受託は16社で、前期に受託した1社を含む17社のうち13社が稼働中。残り4社については、2024年度の稼働を目指している。

物流センター総数は186か所となり、2025年3月期は愛知県と静岡県で自社センターの竣工を予定している。

貨物自動車運送事業の売上高は506億7000万円(3.4%増)、営業利益は19億2300万円(25.8%増)となった。

増収増益の主な要因としては、輸送物量に回復の兆しが見え始めたことや運賃値上げ交渉による効果、山里物流サービスを子会社化したことを挙げている。

今後は、新規案件の獲得やグループ内での取引拡大を進め、物量の増加に努めるとともに、管理強化による輸送コストの抑制に取り組み、さらなる収益の確保に努めていくとしている。

2025年5月期は、売上高1460億円(3.9%増)、営業利益129億円(2.6%増)、経常利益138億円(5.1%増)、親会社に帰属する当期純利益86億円(3.6%増)を見込んでいる。

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