日本GLPは物流「2024年問題」の解決をテーマに、同社が展開するサービス「GLP コンシェルジュ」で第4回目となるマッチングサロンを5月22日、八重洲オフィスで開催した。
今回は2024年問題に対して「荷主企業、卸売業、物流企業の3社の視点で考える物流課題と対策」がテーマ。日本GLPが管理・運営する物件の利用者でもあるサンスター、あらた、トランコムの3社によるパネルディスカッションなどが行われ、40社52名が参加した。
パネルディスカッションでは、物流波動の管理やドライバーの待機時間の削減等の課題に関して、実際の取り組みを交えながらディスカッションを行った。
このなかで「部分最適ではなく全体最適へ。荷主・卸・物流会社が3社で2024年問題に立ち向かう必要がある。まずは現場の声をしっかり吸い上げることが重要」との意見もあり、業種・業界を超えた物流の改善や挑戦、それによる変化や好影響についての具体的な事例も紹介された。
参加者からは「普段聞けない荷主企業のリアルな声が聞けた」「対面イベントだからこその物流『2024 年問題』に対する率直な考えや意見が聞けて参考になった」などの感想が寄せられたという。
「GLP コンシェルジュ」は、日本GLPが提供する物流施設というハードに加えて、顧客の物流課題解決をソフト面からも支援するサービス。物流の様々な課題解決をワンストップで支援するソリューションプラットフォームとして運営しており、現在「GLP コンシェルジュパートナー」企業は300社以上に拡大している。
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