サプライチェーン全体でのCO2排出量削減に取り組むエフピコは6月25日、自社のエコ製品による削減貢献量がグループの事業活動の排出量を上回ったと発表した。目標に対して1年前倒しで達成したかっこうだ。
エフピコは、トレーtoトレー、ボトルto透明容器のリサイクルで製造するエコ製品のCO2削減量について、2025年3月にはグループの事業活動におけるCO2排出量とバランスさせる(オフセットする)という目標を定めている。
その目標に沿い関東リサイクル工場、中部リサイクル工場では太陽光発電による再生可能エネルギーを導入。エコPSP製品のCO2削減量が2024年3月期、30%から34.2%に拡大した。
また、エコPET原料使用量の増加により、エコPET製品のCO2削減量が2024年3月期、30%から33.9%に拡大。エコ製品の販売が好調だったこともあって、2024年3月期に目標を達成できたという。
エフピコは「引き続き事業活動を通じて社会全体の脱炭素化に貢献し、サステナブルな社会を構築するための取り組みを推進していく」としている。