日豊高速運の子会社、エヌ・ピー・ロジはトラックドライバー研修を専門とするeラーニングサービス「eDriver(イードライバー)」を7月にリリースした。
<スマホでトラックドライバー研修「eDriver」リリース>
同サービスは、運送事業者の声を積極的に取り入れているのが特徴。国土交通省指定マニュアル(法定12項目)の受講、および受講記録簿の作成を一括で行うスマホやパソコンで一括で行うことができる。
教材はオリジナルキャラクターを用いた会話形式で、ドライバーが楽しく学べるよう工夫されている。管理者側にとっても受講履歴がシステム上で把握できるため管理しやすい。また事業者からの要望に応え、社内報やお知らせ等の配信機能も搭載している。
さらに外国語にも対応。翻訳は日豊高速運輸に所属する外国人ドライバーが担当したという。2024年問題をはじめ物流業界の人手不足を背景に、特定技能ビザの対象分野拡大により増加が見込まれる外国人トラックドライバーの教育にも対応している。
日豊高速運輸は愛知県刈谷市に本社に置き、2024年4月に創立50周年を迎えた。「物流のプロ集団として、安全で確実な輸送にこだわり続けるとともに、新たなサービスを通じてさらなる業界の発展に貢献したい」としている。