大和物流は7月8日、エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)の定期報告に基づく「事業者クラス分け評価制度」(2022年度提出分)において、2年連続4回目の優良事業者(Sクラス)評価を獲得したと発表した。
「事業者クラス分け評価制度」とは、エネルギー使用量(原油換算値)が年間1500kl以上である事業者を特定事業者とし、定期報告書の提出を義務付け評価するもの。
省エネの達成状況に応じて経済産業省から、S(優良事業者)・A(更なる努力が期待される事業者)・B(停滞事業者)にクラス分けがされる。
このうちSクラスは、5年間の平均原単位(エネルギー使用量の単位)を年1%以上低減する「努力目標」を達成した企業に与えられる評価。
同社は大和ハウスグループ環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム2026」のもと、環境と企業収益の両立を目指した活動を推進しており、電力使用量の削減に取り組んでいる。
具体的には、自社開発した物流センターにおいて、照明を省エネ性に優れるLEDに切り替えるなど環境配慮型の施設運営を行うとともに、2022年から屋上に太陽光パネルを敷設し、発電した電力を施設内で自家消費している。
こうした取組みにより、エネルギーの使用に係る原単位が過去5年間平均で96.7%を達成した(3.3%削減)。
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