ファイズホールディングス(HD)が8月1日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高72億3300万円(前年同期比20.4%増)、営業利益2億3900万円(2.2%増)、経常利益2億4200万円(5.3%減)、親会社に帰属する当期純利益1億4500万円(17.8%減)となった。
セグメント別では、ECソリューションサービス事業の売上高は66億3393万1000円(21.6%増)、営業利益は2億2547万2000円(13.5%増)だった。
同事業のうち、オペレーションサービスでは大手ネット通販会社向けセンター、流通業向けセンター、配送デポ(配送センター)といった既存の受託案件の業務が堅調に推移。3PLを展開する自社運営倉庫での受託業務なども安定稼働している。
またトランスポートサービスでは、配車プラットフォームサービスの取引社数や成約件数が大幅に増加し、拠点間輸送やラストワンマイル配送など実運送業務も拡大した。
国際物流サービス事業は、円安や国内消費低迷により輸入貨物の荷動きが鈍化するなか、中東や北米を対象にした輸出入貨物の需要掘り起こしなどに取り組み、売上高1億5758万2000円(11.6%減)だった。
通期は、売上高317億6900万円(15.4%増)、営業利益15億4100万円(16.8%増)、経常利益15億4000万円(12.8%増)、親会社に帰属する当期純利益9億3700万円(9.7%増)を見込んでいる。
日本ロジテム 決算/3月期の売上高0.8%増、営業利益2.3%減