住友倉庫が8月6日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高463億9600万円(前年同期比0.6%減)、営業利益31億9400万円(4.4%減)、経常利益51億1400万円(0.9%減)、親会社に帰属する当期利益32億7300万円(7.0%減)となった。
セグメント別では、物流事業全体の売上高は前年同期並みの438億1500万円(0.7%減)となったが、人件費等の増加により売上高は33億4500万円(6.0%減)となった。
物流事業のうち、倉庫業では、スポーツ用品及び輸送機器用部品の取扱いが増加したことから、倉庫収入は79億4400万円(1.7%増)となった。港湾運送業では、一般荷捌及びコンテナ荷捌の取扱いが減少したことから、港湾運送収入は76億7100万円(0.9%減)となった。国際輸送業では、国際一貫輸送の取扱いが減少したことに加え、海外子会社における取扱いも減少したことから、国際輸送収入は125億1300万円(7.0%減)となった。陸上運送業及びその他の業務では、eコマース関連に係る輸送が増加したことから、陸上運送ほか収入は156億8700万円(3.6%増)となった。
通期は、売上高1920億円(4.0%増)、営業利益135億円(2.4%増)、経常利益170億円(0.7%増)、親会社に帰属する当期利益125億円(0.1%増)を見込んでいる。