オカムラは、スーツケースなどの荷物を効率的に収納し無人受付で荷物を預かる自動搬送型荷物保管システム「BAGGAGE KEEPER（バゲッジキーパー）」を、ヤマト運輸が8月6日にオープンした新店舗、なんば駅前営業所（大阪市）に納入した。
省人化に役立つシステムで、観光客の快適な旅行をサポートする。ホテルで導入が進んでいたが、ホテル以外への納入と、利用者がキャッシュレス決済で課金して荷物を預ける仕様での納入は初めてという。
＜自動搬送型荷物保管システム「バゲッジキーパー」＞
大阪市の難波エリアは、関西の主要空港や駅からのアクセスが良く、観光スポットやショッピングエリア、宿泊施設も多いため、観光客に人気がある。
一方、コインロッカーの空き不足、大きなスーツケースはコインロッカーに入らないなどの課題があり、観光客が大きな手荷物を持って移動したり、店舗や交通の混雑につながったり、オーバーツーリズムの問題もあった。
「バゲッジキーパー」は、スーツケースなどを自動搬送で高さ方向を活用し効率的に収納。利用者自身がタッチパネルを操作して荷物の預け入れ・取り出しができる。タッチパネルは5か国語に対応している。
■営業所概要
営業所名：ヤマト運輸なんば駅前営業所
所在地：大阪府大阪市中央区難波4-4-4 難波御堂筋センタービル1階
営業時間：午前9時～午後8時
開業：2024年8月6日
