SGHDグループの国際貨物事業・物流倉庫事業を担うSGHグローバル・ジャパンのタイ現地法人「SG佐川タイ」は、航空貨物輸送事業者であるスターライトエクスプレスインド社と代理店契約を締結し、インド発の国際エクスプレス事業を2024年6月11日から開始している。
＜SG佐川タイ代表 島﨑順二 代表（左）とスターライトエクスプレス社Sundar Dahal代表＞
両社は2019年1月からネパール発国際エクスプレスの取引を開始し、毎年取扱い数量が増加している。拡大する南アジア地域の物流ニーズに応えるため、巨大市場であるインド発の国際エクスプレス事業を開始することとなった。
サービスの流れは、ニューデリーの事業法人・個人顧客の貨物をスターライトエクスプレス社インド代理店が集荷し、日本まで航空輸送後、SGHグローバル・ジャパンが通関作業を行い、佐川急便が日本国内に配送するというもの。
インド・日本間のスムーズな輸送を支える一貫輸送サービスを提供することで、インド国内における国際宅配便ニーズへの対応を強化する。まずはニューデリーでサービスを開始し、ムンバイ、バンガロール、チェンナイとインド全土に順次サービスを拡大する計画。
またSG佐川タイは今後、バングラデシュ、スリランカ、ドバイを強化地域と定め、スターライトエクスプレス社と南アジア・中東発国際エクスプレス事業の強化を目指している。
