センコーグループホールディングスが8月9日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高2008億1900万円(前年同期比6.6%増)、営業利益85億9800万円(12.3%増)、経常利益88億800万円(9.4%増)、親会社に帰属する当期利益51億7400万円(13.2%増)となった。
継続的な物価・人件費等のコスト上昇など、不安定な事業環境が継続しているが、拡販ならびに料金・価格改定などにグループ全体で取り組むと共に、前期に実施したM&Aの収益寄与があったことなどにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期を上回る結果となった。
セグメント別の物流事業の売上高は1281億9700万円と79億8100万円の増収、営業利益は79億6300万円と対前年同期比17億7900万円の増益となった。
商事・貿易事業の売上高は426億8900万円と対前年同期比14億100万円の増収、営業利益は6億200万円と対前年同期比4500万円の減益となった。
通期は、売上高8500億円(9.2%増)、営業利益340億円(13.7%増)、経常利益334億円(9.5%増)、親会社に帰属する当期利益180億円(12.9%増)を見込んでいる。