佐川急便は9月10日、自治体や企業向けに防災対策をサポートする「SAGAWA防災支援サービス」の提供を同日より開始した。
< 災害直後の支援物資の輸送事例(2024年能登半島地震時)>
近年、気候変動の影響により自然災害が激甚化・頻発化している。万一の際、命を守るためには、迅速かつ効率的な物資の輸送が不可欠であることから、自治体も企業も災害への備えが急務となっている。
一方、佐川急便はかねてより、日本各地における自然災害発生時において、自治体や各団体と連携し、物資の輸送を中心とした被災地での支援活動をサポートしてきた。支援サービスでは、これまでに培ったノウハウを生かし、防災支援として、備蓄品の管理から物資調達、災害時を想定した訓練もサポートするとともに、物資拠点の診断などのコンサルティング支援を実施する。
主なサービス概要では、備蓄品管理に関しては、「棚卸や整理整頓」、「期限管理や調達」、物流コンサルティングに関しては、「物資拠点の診断」、「物資拠点の提供、管理」、「物資輸送訓練の企画、運営」となっている。