セイノーHDは8月19~27日、朝日大学(岐阜県瑞穂市)の学生向けにインターンシップを開催し、3回生9人の学生が参加した。
セイノーHDと朝日大学は、地域社会の発展と人財育成を目的とした「産学連携協定」を2013年から締結している。インターンシップにはグループ7社(西濃運輸、セイノー商事、セイノー情報サービス、岐阜日野自動車、スイトトラベル、地区宅便、沖縄西濃運輸)が参加した。
例えば西濃運輸では、配達業務の横乗りや倉庫内での仕分け作業、ピッキング業務などを実施。学生自身が興味のある業務や職種について理解を深め、自身の強みや特徴を再確認、キャリアの方向性を考える機会としてもらった。
9月13日には朝日大学でインターンシップ成果報告会を開催し、学生から「職場体験で物流インフラの大切さや社会貢献の大切を知った」「実習を通じて物流業界やIT業界の知識が広がり、これまで視野に入れていなかった業界も就職活動の選択肢として考えられるようになった」などの感想があった。
セイノーHDの人財開発担当者も「交流を通じコミュニケーション能力の重要性を感じてもらえ嬉しい。『なぜなら』という深掘りする視点を持てるとさらに良い。今後の就職や人生に今回の経験をぜひ活かしてほしい」とし、今後の取り組み発展に期待を寄せている。
セイノーHD/高度外国人材の雇用推進で協業、2024年問題の対策も背景