ワンダートランスポートテクノロジーズ(WTT)は10月11日、SBSホールディングスが運営する野田瀬戸物流センターの従業員送迎にバスマッチングサービス「busket」を導入したことを発表した。
バスマッチングサービス「busket」は、「早く」「簡単に」「適切に」最適なバス会社を手配する貸切バスシステム。バス送迎環境を実現するだけでなく、バス乗客管理を含めた運行にかかる様々な手間を一気通貫にDX化することで、企業における負担を無くし、企業活動に専念できる輸送システムを構築する。
2024年2月に竣工した野田瀬戸物流センターでは、最寄り駅からの遠さにより通勤の不便さに課題を抱えていた。もともとSBSが自社バスを保有していたが、ドライバー不足問題や竣工を控えていたこともあり、早急なドライバー手配が必要な状況だったという。
こうした背景を経て、手配・運行・請求関連業務の窓口を一本化し、結果的に従業員満足度向上を実現するために、2024年2月の新規竣工に合わせ、「busket」を導入することになった。
導入により、ドライバー派遣とは異なる運行管理のサービスの信頼性や対応の柔軟性から、結果的に人的コストを含めた手配から運行、その後の請求業務までの全体最適を図ることが可能となったという。
ワンダートランスポートテクノロジーズは、今後も引き続き、運行管理業務の円滑な手配環境の構築に務めていく。