ミヨシ油脂は10月15日、茨城県稲敷郡阿見町に建設した新物流施設「阿見倉庫」の営業を10月15日に開始したと発表した。
「阿見倉庫」の竣工は2024年7月31日。
これまで東京都葛飾区にあった物流倉庫を「阿見倉庫」にすべて移転し、顧客に製品をより安全・安心に提供していくとしている。
施設は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の阿見東IC出口より1.6 kmに立地し、圏央道・東関東自動車道・常磐自動車道を利用した東日本への製品配送拠点としてのニーズを満たす土地に建設。敷地面積は1万8823.83m2、倉庫は、最大14台同時接車可能なトラックバースを備え、主に冷蔵・冷凍品を保管し、自動倉庫を有するA棟(敷地面積1万2016.47m2)と、常温品を主に保管する倉庫B棟(敷地面積9万9000m2)がある。それぞれ管理システムを利用した自動倉庫および有軌道台車を設置するとともに、倉庫ごとに独立した温度可変機能を設置することで、多種多様な製品の入出庫オペレーションが可能な施設となっている。
また、安全対策として、場内は一方通行運行とし、監視カメラや顔認証システムを設置。環境対策として、全館LED照明、人感センサー、冷蔵機能向け二酸化炭素による自然冷媒、騒音吸音パネル、補助発電向け太陽光発電設備を設置。ダイバーシティ推進として、バリアフリー対応のエレベーターや駐車場、誰でもトイレを設置している。
◆阿見倉庫概要
名称:ミヨシ油脂 阿見倉庫
所在地:茨城県稲敷郡阿見町よしわら1丁目19-19
敷地面積:1万8823.83m2
延床面積:1万3123.57m2
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