玉井商船が11月7日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高27億8000万円(前年同期比18.9%減)、営業利益4億4500万円(29.6%増)、経常利益4億4800万円(1.5%増)、親会社に帰属する当期利益3億6700万円(18.0%増)となった。
セグメント別の外航海運業の売上高は22億2100万円(23.3%減)、営業利益は6億3800万円(19.0%増)となった。
支配船舶による北米からの穀物輸送や南米からの水酸化アルミ輸送、海外向けのスラグ輸送を行い、運航採算の向上に努めるとともに、一部支配船舶の短期貸船により安定収益の確保を図った。
内航海運業の売上高は5億200万円(2.5%増)、営業利益は5300万円(9.3%増)となった。
定期用船1隻による水酸化アルミなどの輸送を行い、安全輸送と効率配船に努めるとともに、所有船2隻に加え他社船1隻の定期貸船により安定収益の確保を図った。また船員を他社へ融通し派遣業収入を得た。
通期は、売上高53億円(14.8%減)、営業利益8億4000万円(3.4%減)、経常利益8億3000万円(16.6%減)、親会社に帰属する当期利益25億2000万円(244.7%増)を見込んでいる。
玉井商船 決算/4~6月の売上高23.3%減、営業利益13.4%減