東部ネットワークが11月12日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高54億5800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益1億4400万円(45.1%減)、経常利益1億7200万円(39.8%減)、親会社に帰属する当期損失4600万円(前期は2億7400万円の利益)となった。
主力の貨物自動車運送事業は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め50億555万4000円(2.5%増)の売上高。営業利益は、産業用ガス輸送従事者育成の初期投資などを含め1億3405万1000円(37.6%減)だった。
飲料輸送、その他の一般貨物輸送では、各荷主による物流合理化対策が加速したほか、従来の輸送協力会社の継続的な確保に苦戦し、繁忙期にオーダーの一部を取り込めなかった。
また特殊貨物輸送では、セメント輸送で大型の公共工事が終了したことで大幅な減収となったが、産業用ガス輸送はテーエス運輸の売上が加わり大幅増収となった。
3PLについては、安定稼働。トランスポートサービス(配車サービス)は北陸での業務拡大で増収となったが、従来の荷主のオーダーは減少し収益に影響を及ぼした。
通期は、売上高104億5200万円(1.4%増)、営業利益1億7600万円(44.1%減)、経常利益2億1200万円(47.2%減)、親会社に帰属する当期純利益8700万円(11.2%増)を見込んでいる。
大東港運 決算/4~9月の売上高2.3%増、営業利益5.2%減