日本ロジテムが11月14日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高319億8900万円(前年同期比2.4%増)、営業利益3億4800万円(25.6%減)、経常利益3億2600万円(26.0%減)、親会社に帰属する当期純利益2億200万円(5.5%減)となった。
セグメント別では、貨物自動車運送事業は運送コストが増加したものの、新規輸送案件の獲得や料金改定による効果があったことに加えて、円安の進行が海外事業の収益を押し上げたことなどから、増収増益となった。
その結果、売上高は126億7900万円(3.6%増)、営業利益は9億3800万円(9.8%増)となった。この事業の売上高は、同社グループ売上高全体の39.6%を占めている。
センター事業では、前連結会計年度に開設した拠点において冷凍冷蔵食品の物流センター業務を開始したこと、新たな業務の受託や得意先の事業拡大に伴い入出荷量が増加したことなどから、増収増益となった。
その結果、売上高は72億8200万円(2.2%増)、営業利益は2億2400万円(142.0%増)となった。この事業の売上高は、グループ売上高全体の22.8%を占めている。
通期は、売上高650億円(3.2%増)、営業利益10億5000万円(3.2%増)、経常利益10億円(0.4%増)、親会社に帰属する当期純利益5億5000万円(10.1%増)を見込んでいる。
上組 決算/4~9月の売上高2.3%増、営業利益は9.3%増