プロロジスは11月20日、大阪府豊中市でBTS型物流施設「プロロジスパーク豊中」の起工式を行った。
ヤマト運輸の専用施設として開発するもので、2026年3月の竣工を予定している。
もともと「プロロジスパーク豊中」の開発地には、ヤマト運輸の事業所があったが、老朽化に伴い、機能更新が必要となっていた。
これをプロロジスが再開発し、BTS型物流施設としてヤマト運輸にリースバック。ヤマト運輸が豊中市の集配を担当するラストマイル拠点として利用する。
新施設は約4500m2の敷地に地上4階建て、延床面積約1万1800m2となる予定で、多数の車両が出入りするのに適した計画とする。
全フロアにスプリンクラーを設置することで、法令に基づく安全基準をクリアしながら配送車の全面乗入を可能とするほか、スロープを設け上階にアクセスしやすくする。
開発地は、伊丹空港から約1km、阪神高速道路「豊中IC」から約7分、「大阪空港IC」から6分という好立地。
豊中市内全域に約20分で到達できるだけでなく、大阪・兵庫の主要地域へのアクセスも良い。周辺地域には住宅地が広がり、雇用確保も期待できるという。
■計画概要
名称:プロロジスパーク豊中
開発地:大阪府豊中市走井2-78-13
敷地面積:約4500m2(約1300坪)
計画延床面積:約1万1800m2(約3500坪)
構造:地上4階建て、鉄骨造
着工:2024年11月
竣工予定:2026年3月
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