西日本鉄道国際物流事業本部は11月20日、自社保有施設「りんくうロジスティクスセンター」(大阪府)の屋上に太陽光発電設備を設置し電力供給を開始、施設内に蓄電池を導入し再生可能エネルギーの活用に取り組んでいると発表した。
西鉄グループは中期経営計画で、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを掲げており、今回の設備導入は災害時のBCPだけでなく、太陽光発電の再生可能エネルギーによる脱炭素化も狙い。
「成田ロジスティクスセンター」(千葉県)でも2024年度中に同様の設備を導入する予定だ。
海外でもタイの現地法人がバンコク本社併設倉庫の屋上に太陽光発電設備を設置し、電力供給している。
今後は新たにEVトラックの導入や、発電した再生可能エネルギー活用のためのEV充電器設置も計画しており、グループ全体で脱炭素化への取り組みを加速する。
物流最前線/米・アマゾンの先端技術を披露「Delivering the Future 2024」