ヤマキは11月20日、群馬事業所(群馬県みなかみ市)に製品自動倉庫を竣工した。
群馬事業所は、東日本の主要な生産拠点として2010年に建設。液体製品の製造を開始し、2015年に固体製品(削り節・だしの素)の生産工場を増設した。
この事業所内に製品自動倉庫を新設したことで、生産から保管、出荷に至る全プロセスを自社内で一貫して管理・運用できる体制になった。
倉庫は鉄骨造1階建て(地上約22.6m)で、地震の影響を受けにくく、10段ラック自動入出庫仕様、パレットは3096枚収納でき、倉庫内温度監視機能や自動吸排気装置を完備する。
二酸化炭素排出量などの環境負荷を低減できるほか、製品の自動入出庫機能や保管状況の一元管理によって、作業効率の向上と人手不足の課題解消も図れるという。
ヤマキは、今後の製品供給体制の強化を視野に入れ、群馬県内の雇用創出にも貢献したいとしている。
■製品倉庫概要
名称:群馬事業所 製品自動倉庫
所在地:群馬県利根郡みなかみ町月夜野4000
構造:鉄骨造1階建て(地上約22.6m)※マンション7階建て相当
建築面積:約1300m2
着工:2024年2月
竣工:2024年11月20日