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ゲオHD/グループの旗艦物流拠点を愛知県岩倉市に開設

2024年11月20日/物流施設

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ゲオホールディングスは11月20日、ゲオの物流機能の強化と次世代物流システム構築を目的に、ゲオグループの新たな旗艦物流拠点となる「中部物流センター」を愛知県岩倉市に開設したと発表した。

<中部物流センターの全景>
20241120geo1 - ゲオHD/グループの旗艦物流拠点を愛知県岩倉市に開設

ゲオグループは創業以来「Change as Chance(変化の中にこそ、チャンスあり)」の社是のもと、さまざまな挑戦を行ってきた。2024年現在では、ゲオ、セカンドストリート、OKURA、ラックラックなどの多種多様な事業を展開している。レンタルやリユースを主要商材として発展してきたことから従来の流通拠点はTC型(通過型)が主だったが、ゲオのバラエティストア化やラックラックの日本型オフプライスストアへの挑戦など、既存事業の変革や新規事業への挑戦には不向きであることが課題だった。

そこで、グループで初めての大規模なDC(在庫保管)機能を有する「中部物流センター」を開設し、2024年11 月より本格稼働した。

<ロボットソーター「t-Sort」>
20241120geo2 - ゲオHD/グループの旗艦物流拠点を愛知県岩倉市に開設

<左から「高層ラック」、「トラックバース」>
20241120geo3 - ゲオHD/グループの旗艦物流拠点を愛知県岩倉市に開設

今後は、「中部物流センター」を次世代型物流システム構築の中核となるゲオグループの旗艦物流拠点と位置づける。他のグループ内物流拠点についても機能強化や統廃合、新たな地域での拠点開設も視野に物流拠点の再編成を実施し、グループ事業発展のための環境整備を行っていくとしている。

「中部物流センター」の特長は、まず、各種事業の商品に適応できる汎用性を重視してロボットソーター「t-Sort」を128台導入し、仕分け作業の自動化を推進している。将来的な労働人口の減少への対策や、作業効率向上による従業員への業務負荷軽減を目指す。

また、天井高を活かして高層ラックを導入し、在庫保管効率を向上させることで、DC(在庫保管)機能を強化する。グループ内の物流拠点において最大の収容能力を有している。

さらに70台同時接車可能なトラックバースを備えており、荷役作業の効率化や荷待ち時間の軽減が可能になった。「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、物流問題の改善に貢献する。

今後、ゲオのバラエティストア化やラックラックの日本型オフプライスストアへの挑戦など、既存事業の変革や新規事業への挑戦を物流機能の強化によって支え、グループ事業のさらなる発展を図るとしている。

■ゲオグループ「中部物流センター」概要
名称:中部物流センター
坪数:1万400坪/延べ床面積 :約3万4380m2 (賃借エリア)
所在地:愛知県岩倉市川井町下田南1-9
三井不動産ロジスティクスパーク名古屋岩倉(MFLP名古屋岩倉)内

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