国際物流DXを推進しているShippioは11月21日、国土交通省より国際航空貨物運送の免許を取得したと発表した。
免許取得により、海上に加え航空貨物の直接フォワーディングを開始し、より利便性高く海上・航空両方の国際物流をShippioクラウドサービスで一元管理できるようになる。
ShippioはEC市場の拡大や輸出入における空輸ニーズ、顧客企業から得た航空貨物へのShippio活用の要望といった状況をふまえ航空貨物領域の強化を目指すべく、免許取得に至ったもの。
今後、航空貨物においてもShippioが直接フォワーディングを手がけると共に、Shippioのクラウドサービスを活用した航空貨物の一元管理が可能となる。変更頻度が高く、輸送時間の短い航空貨物の管理にクラウドサービスを活用することで、社内外関係者との通関手続きや情報共有、進捗管理の大幅な業務効率改善が期待できる。
なお、Shippioは、日本初のデジタルフォワーダーとして国際物流分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を牽引している。2018年にはフォワーディングオペレーションとクラウドサービスを一気通貫に提供するデジタルフォワーディングの提供を開始、2022年には業歴60年超の老舗通関事業者である協和海運をM&Aし通関事業へ進出した。2023年には荷主向け貿易業務SaaS「Any Cargo」、続く2024年9月には国際物流事業者向けSaaS「Shippio Works(シッピオ ワークス)」の提供を開始、本船動静の自動トラッキング、貿易書類・情報管理等の機能による貿易業務の一元管理を可能にし、主に海上輸送における課題解決に取り組んできた。
Shippio/荷主向け貿易業務管理サービスをオーヤマに導入